何かを美しいと感じる時
それは、美醜ではもちろんなくて、
その美しさには、対になる醜さはなくて、ただ、真に美しい
そこには言葉や理由が入る隙間なく、
ずっと前から知ってたような”美しさ”を感じる
それは、”見えるもの”ではなくて”見るもの”だ
何か美しいものに触れた時、
その一片を通して、この世界に脈々と流れていて、
時代や文化を超えて様々に表現されてきた、言葉にできない「全」が、
流れ込んでくるような感覚になる
柳宗悦は、「みる」ことの重要性を説いた。
全ては、美しさをみたことによって、そこから全てが始まると。
知識や先入観にとらわれず、直にみること、その先に美しさがあると。
直にみることで、私たちと隔てるものはなくなり、一つになる
そしてその時、時間や空間をも超えて
美しさの、その不思議と永遠が垣間見える。
一粒の砂にも世界を
一輪の野の花にも天国を見、
君の掌のうちに無限を
一時のうちに永遠を握る
- Auguries of Innocence, William Blake