ArtXAuctionは、オークションと並行して展開される教育プログラムやマガジンを通して、作品をコレクションすることより身近にすることを目指しております。様々なテーマのキュレーションで作品を紹介することで、作品と社会のつながりに焦点を当て作品についてより深く自分ごととして考える機会を創出し、孤立しつつあるアートマーケットと社会を繋げることが大きなミッションの一つです。
パートナー団体であるGlobal Coralitionは、2017年にアンジェリン・チェン氏とカイル・ブロック氏によって設立されました。芸術家、科学者、文化人らを「海洋生態系の回復」という共通の目標のもとに集めて活動しています。大きなミッションとして、海洋生物の25%と推定される10億人もの人々の生活を支える重要な生態系であるサンゴ礁の回復を掲げています。(過去30年間でサンゴ礁の半分が失われ、2050年までに90%が失われると推定されています。) 彼らはサンゴ礁の回復プロセスを効率的にサポートするだけでなく、地元の文化人指導のもと、芸術家や地元住民と共同でアート作品も制作しています。サンゴ礁の減少が深刻なドミニカ共和国ソスア湾には、「水の母」アタバヤの巨大な15フィートの彫刻を設置しました。これは、感覚的なコミュニケーション、感情や会話の喚起、そして海とのつながりを深めることで、人々の意識を高め、コミュニティの参加を促すことを目的としています。他の取り組みとして、サンゴ礁にとってより適した環境を作り出すために、「リーフ・トゥ・リッジ」と呼ばれる包括的なアプローチにも取り組んでいます。「リーフ・トゥ・リッジ」アプローチでは、沿岸域から山岳地帯の生態系、マングローブの保全を行うことで地元コミュニティと共にレジリエンスの回復を試みています。陸と海のつながりを改めて強調することで、海岸までの広い範囲での生物多様性を保全し、持続可能な保護活動を試みています。そのようなGlobal Coralitionの環境保全活動は、つながりを意識し、包括的にアプローチするという点でArtXAuctionのビジョンと共通するものがあります。
Global Coralitionとは、アートを通じて海洋生態系の回復に取り組むという目的のもとArtXAuctionの設立以来、パートナーシップを組んで活動しております。2023年2月、RVCA渋谷ギャラリーで開催されたRVCAアーティストネットワークプログラムとの連携展覧会からの寄付金は、ドミニカ共和国北海岸でのサンゴ養殖活動に充てられました。
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ArtXAuction Program: Dwellers チャリティー展示 海洋生態系の保護団体Global CoralitionについてDwellers vol.2では、前回に引き続きRVCA Shibuya Gallery で開催された新進気鋭のアーティストを支援するチャリティー展示” Dwellers”について特集していく。
これまでの活動に引き続き、ArtXAuctionでは海洋生態系の回復に焦点を当て、マングローブの保全を通じてGlobal Coralitionの「リーフ・トゥ・リッジ」活動を支援します。マングローブは、陸と海の境界に生息する唯一の木々であり、1,500種以上の植物や動物にとって貴重な生息地となっています。さらに、マングローブ林は自然のろ過装置として水質を改善し、海洋生物にとって豊かな環境を維持しています。これらの森林は、陸上林の5倍の二酸化炭素を吸収し、暴風雨、津波、海面上昇などの自然災害から沿岸地域を守る役割も果たしており、気候変動が問題になる現代においてとても重要な役割を果たす植物です。しかし、1996年以降、マングローブ林の面積は3.4%減少しています。特にアジア太平洋地域では、絶滅の危機に瀕しており、その減少率が危機的な値となっています。そのような現状に対して、ArtXAuctionでは、初回オークション収益の3%をドミニカ共和国での「リーフ・トゥ・リッジ」アプローチへの支援と、日本でのマングローブ保全プロジェクトに寄付し、1ドルにつき1本のマングローブの苗を植林します。
ArtXAuctionは今後もアートを通じてコミュニティと密に連携し、社会に対して意義のある活動を行い、持続可能な未来を創造していきます。